芸能高校は演技力を学べる!
芸能高校は、演じ方を授業の中で学ぶことができるのが特長です。
高校生が演技の実力をつけたい場合、まず考えられる方法は演劇部に所属する方法ですが、演技に関しては素人同然である部員同士や顧問の教諭が指導を行っており、演技力をつける環境がととのっているとはいえません。
これに対して芸能高校では、はじめから演技の授業がカリキュラムに組み込まれており、授業では現役で活躍している役者や演出家が講師になって生徒に指導を行います。
生徒はあるシチュエーションでの演じ方を考えて実践するということを授業の課題として取り組むことになるため、高校の演劇部に所属する場合とは身の入り方は段違いです。
それまで何かを演じる経験を全くしてこなかったとしても、卒業する頃までには一定以上の演技力が身についていることでしょう。
演技が求められるのは俳優だけではありません。
モデルやアイドルもステージ上で演じることが要求される場面があります。
与えられたシチュエーションで最適な演技をすることができれば、評価があがって新たな仕事が舞い込んでくる可能性がアップします。
芸能高校で学べること。演技力を磨くことはできるのか。
芸能高校では一般的な高校で学ぶ学問の他に、芸能人を目指すための演技力を学ぶことができます。
代表的な学校として「第一学院高等学校」などが挙げられます。
上記の高校では、俳優や女優になるための発声や滑舌などの基本的なレッスンに加え、台本を使用した実践的な演技を行っています。
役者養成の他、「声優」や「モデル・タレント」の道へ進みたいと考えている人にとっても良い環境です。
声優コースでは発声・滑舌などの基礎レッスンに加え本格的なアフレコレッスンなどの受講が可能です。
またモデル、タレントコースではポージングやウィーキングの他にも表現を養うための養成講座が設置されています。
芸能高校で学べることは、かなり本格的でこれからの芸能人としてのキャリアを形成していく上での重要なステップとなっていくことが多いのではないでしょうか。
そのため、今後芸能関係の仕事を本格的に始めたいと考えている中学生にとって普通の高校に進学するよりも芸能高校に進むことの方が大きなやりがいやメリットを得られます。